いつも暮らしの中に―わが家の手織り布

私がこどものころから、身近にあった光景。機織る母。

こどもたちも、夏休みの自由研究などで草木染と機織りを経験。

娘は糸紡ぎがかなり上手。私はこんなにできません。

最近になって気づいたことがあります。
それは、家に機織り機のある家は、少ないということ。
もちろん、ずっとわかっていたことではあるのですが、改めて意識した、といったほうが近いかもしれません。
私が子どもの頃から家には機織り機があって、母はいろいろなものを織ってきました。コースター、ランチョンマット、テーブルランナーなどから、バスマットや床に敷くマットまで大小様々な敷物類、マフラーやショール、着物やスーツ、コートなどの身に着けるもの、ブックカバーやバッグなどの小物、のれんや座布団カバーなどのインテリアファブリック的なものなど、本当にいろいろなものを織っていました。
職人さんのように、特定のものを継続して作ってお仕事にしているというわけではなく、民芸といわれる、伝統的なものとも違う。けれども、趣味かというと、それもしっくりこない気がするのです。
料理でいうと、レストランなどでプロの料理人が作る特別な食事ではなく、家庭で作る日々の食事のようなイメージの、家庭的な手織り物という感じかもしれません。そして、毎日の食事作りが”趣味”とは言えない感覚に似ているのかもしれません。
今まで、自分にとってはあまりにも身近すぎて意識していなかったのですが、最近になって、母の織物を、いいなぁ、好きだなぁとすごく感じるようになりました。
母が元気なうちに、いろいろ教えて貰いたいし、自分も織れるようになりたいと思っています。
そして、これから少しずつですが、わが家で使っている手織りの布たちを紹介させていただこうと思っています。

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