ブックカバー。サイズを直しています。

2017年6月30日

ブックカバー、ほどいて作り直しています。

家にいると決めたとたんに雨が小降りに。空が明るくなってきました。

 今日は出かけようと思っていたのに、朝からどしゃ降り。いろいろ注意報が出ていて、もしかしたら電車も止まるかもしれないと思ったので、家にいることにしました。
 母の手織り布を使った小物を作っていて、足りなくなった材料を買い足したり、気になるお店を覗いてみたりしたかったのです。こんな雨降りではない日の方が良いので、又の機会の楽しみに延期しました。
 気持ちが出かけるモードだったので、いまひとつ集中できません。が、できることを一つでも半分でもやっておこうと思い、ブックカバーのサイズ直しをしていました。
 iichiとminneで販売をしているのですが、今のところ、過去に作品展に向けて作ったものや、家族や友人知人に評判の良かったもので定番になっているものを出品しています。作品展や知り合いのために作るものは、いろいろと楽しんで作るせいもあり、またその都度改良したり希望に合わせてサイズを決めるせいもあり、同じものがほとんどありません。それが手作り品の魅力でもあるのですが、インターネットで販売するときには実物を見ないで購入していただくので、気になるところでもありました。
 マフラーやショールなどはサイズが違ってもよいのですが、ブックカバーは本が入らないといけないということが当たり前ですが絶対条件です。そして本は文庫本でさえも結構サイズがいろいろあるという難しさがあります。布の手作り作品を製作販売している方とお会いした時に、ブックカバーは難しいと言っておられたので、やっぱりそうなんだと納得したところです。
 家にある文庫本をいろいろ入れてみて確認しながら、検品しながら出品していたのですが、手元にある在庫のブックカバーはなぜか微妙にいろいろなサイズがあります。母は「同じに作ったつもりなんだけどねえ。」というのですが・・・。その時に手元にあった文庫本で型を取って作っていたためか、縫い方が上手くなかったのか、その都度改良を加えていったことも原因だと思います。私が作ったものは母が作ったものをお手本にしていたのですが、小さ目にできているものをお手本にしてしまったためかもう少し大きいほうがいいかな、というサイズ感。縫い方も、最初のころより上手くなっていると思うのですが、そうすると最初のころに作ったものの縫い方が気になったりします。
 気になるのなら、大きさをそろえて、縫い方も統一して縫い直そう!!と思い、少し前から作ってあったものを縫い直しています。時間が経つと忘れてしまうので、型紙を作って、作るときの注意点をメモしながら作業を進めています。模様の出方の兼ね合いで、多少調整はするのですが、これで大体同じ大きさに揃うと思います。
 せっかく縫い直すのだから、栞を付けようかな、と思ったり、そうすると材料が足りないな、と思ったり、縁の始末もロックミシンとホツレ止め液を併せて始末する方法に統一したり。結局一日縫っていても少ししかでき上がりません。なかなか成果は見えてきませんが、近いうちに完成させてまた出品できたらよいなと思っています。

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