京都・宇治のおいしいパン屋さん・看板にパンを描くー看板リニューアル日記②

2016年8月6日

もとの看板の様子です。

外せる部分はすべて外します。

水洗い&ヤスリかけで汚れや文字を落とします。

前回に引き続き、パン屋さんの看板リニューアルの様子を見ていただこうと思います。
その看板は、凄く立派な、厚みのある一枚板でできており、木の幹の表面が一部残っているような、真四角の形をしていない材木でした。良い材料で、形も面白く、後ろに付けた支えの構造もきちんとしています。
長いこと屋外の、比較的交通量の多い道路に面して置かれていたので、土埃などの汚れが付いており、文字やイラストも見えにくくなっていました。
お店は道路から一段高く、階段を上って行くようになっています。そのため、道路からお店の様子が見えにくく、知らない人にはパン屋さんであることが分かりにくいようでした。そこで、お店の方は、看板を白く塗り替えて目立つように、さらにパン屋さんであることが分かりやすいようにパンのイラストを入れたいというご希望でした。
看板を自宅に持ち帰らせていただいて、まずは看板をきれいにして下準備をするところから。
はじめに後ろの支えの棒と蝶番など外せるものはすべて取り外します。そして、全体に水拭きをしようとしたのですが、なかなか汚れが落とし切れず、水洗いして乾燥させてを2~3回繰り返し、最後にヤスリをかけてすっかり元々あった文字とイラストを消しました。
下準備は、この後のペンキ塗りも同様ですが、作業は単純でも乾かす時間もあるので結構時間がかかります。でも、きれいにできあがるように、時間に余裕をもって丁寧に作業をすすめます。

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