綿繰り機(綿の実の種を取る道具)を修理してみました。

2018年9月21日

綿の実から種を取る道具。古そうです。

部品が無くなり、下から支えられず、ローラーの間に隙間ができてしまっています。

新たに楔を切り出し、穴にはめてみたところです。

 秋に収穫した綿の実は、ほわほわの繊維の中に種が入っている状態です。綿の線維と種を分ける道具があって、綿繰り機といいます。ハンドルを回すと2本のローラーが回転し、その間に綿の実を通すと、繊維だけがローラーの間を通り、種は手前に落ちるという仕組みになっています。
 うちには2台綿繰り機があるのですが、両方とも調子が悪く、そのうち1台が写真のようにあるべきパーツが無くなってしまっています。ただ飾ってあったのですが、使えそうなので直すことにしました。
 穴に入るように、楔型のパーツを切り出して穴に打ち込みます。ローラーの隙間を調整しながらちょうど良い加減にくさびを打ち込み、完成です。一応使えるようになったので、これでしばらく様子を見てみようと思います。

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