雨の季節のおすすめ絵本

2017年6月21日

子どもの頃から好きだった絵本。読みすぎてもうボロボロになってしまいました。   金の星社「ちいさな きいろいかさ」 イラスト/にしまき かやこ シナリオ/もり ひさし

なっちゃんがいろいろな動物たちに出会って・・・

庭に植えたハンゲショウも雨に濡れて。

 梅雨に入ったと言いながら、天気の良い日が続いていましたが、今日は久しぶりに朝から雨。やっと梅雨らしい天気になりました。雨が降ったと思ったら、警報が出るかどうかというような激しさです。いい塩梅に降ってくれたらよいのですが。
 先日、本屋さんで懐かしい絵本を見かけました。「ちいさな きいろい かさ」という本です。(金の星社 イラスト/にしまき かやこ シナリオ/もり ひさし)本屋さんのPOPにはロングセラーの文字が。私も子どものころにこの絵本が大好きで、というか、自分の記憶というよりは小さいころにすごく好きだったということを母から聞いていて、母がその本を残していてくれていたので、自分もこどもが小さかった時によく一緒に読んでいました。子どものころに好きだった本がロングセラーになって、今でも読まれ続けているということはすごいことだと思います。とてもうれしい気持ちになります。記憶の中にはあるけれども、もう出会えない本もたくさんあるのですから。
 主人公のなっちゃんは、お母さんにきいろいかさを買ってもらいました。雨が降るのを心待ちにしています。雨が降り出すと動物たちといっしょに雨の中へお出かけ。途中いろいろな動物に出会って…。
 雨の音、かさの音が楽しくて、心地よくて、子どものころはその響きが好きだったような気がします。小さな女の子の小さな物語なのですが、雨の日がどんよりしたものではなくて、ちょっと素敵に明るい気持ちになる絵本です。
 雨の様子が気になって窓から外を見ると、庭のハンゲショウが花をつけていました。葉っぱの白が雨に濡れて、一層白さが際立って見えます。
 久し振りに絵本を読んだからでしょうか。子どもの頃、住んでいた家の横には空き地があって、なっちゃんみたいに雨の中お出かけしてみようかと窓を開けたら、草の間から顔を出している蛇を見つけたことがあったなぁなんていうことを思い出しました。

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草木染めの魔法つかい®

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染・織・描【草木の色と水の彩】中の人

ネットショップ【ハンサムなマフラーの店】店主

母親が染織家で幼いころより草木染めや手織りが生活の中にありました。今は母に習いながら、自分も草木染めや手織り、糸紡ぎなどにはまる日々です。

母に巻き込まれながら蓄積してきた、染織まわりのいろいろなことについて発信中。ちょっととっつきにくいイメージの草木染めや手織りを、身近に感じてもらって、楽しんでいただきたいと思っています。

染織&縫製・デザイン・イラスト・販売その他担当。

猫好き。

草木の色と水の彩(くさきのいろとみずのいろ)は、草木染などで自然の色を扱う人=「草木の色」と、水彩で絵を描く人=「水の彩(いろ)」が一緒に作るお店という意味を込めた屋号です。

糸紡ぎの実演などの場で、物語みたいとか魔法みたいと言われることと、染織の様子を改めて見ると確かに魔法使いみたいと思ったことから、【草木染の魔法使い®】を肩書に。物語のように楽しんでいただけたら嬉しいです。

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