リネンで作ったシンプルコート。試作品完成。

2017年8月10日

カーキ色のリネンで作ってみました。

秘蔵のボタンが日の目を見ました。

 コートの試作品が出来上がりました。
 とてもシンプルな形なのですが、着やすく、秋から普通に活躍してくれそうです。ちょうど秋口に着られるコートが欲しいと思っていたので、お試しを兼ねてどんどん使いたいと思っています。
 写真ではわかりにくいのですが、両サイドにポケットが付いています。襟なしで、余分な装飾も無くて、型紙を作ってくれた方が母の生地を最大限生かすように工夫してくれたことを感じました。ボタンは手持ちのものから選んだのですが、やはり生地を見てほしいので、あまりボタンの主張が強くないようにということを考えました。
 このボタンは以前に近くにあった雑貨屋さんで買ったもので、外国の古いボタンを数種類詰め合わせたサービス品に入っていました。その詰め合わせのボタンはどれも可愛くて、使い道も考えずに衝動買いしてしまい、ずっと宝物のように秘蔵していました。どんなボタンを合わせるかで服の印象が大きく変わるので、楽しいながらも難しい作業です。ボタンホールもうまくいかないと服が台無しになってしまうので、一連の作業の中で一番緊張しました。このボタンは、小さくて目立たないのですが、ぷっくりコロンとした形がかわいくて、ひそかに存在感があります。昔のボタンの中には、ゴールドのものだと本当の金のメッキのものがあるから、わからないけどこれもそうかも・・・と言っていた雑貨店の店主さんの言葉を思い出しました。いろいろ併せてみた中で、この服、この生地にはこのボタンがしっくりときたので、また、娘もこれがいいと言ってくれたので、やっと秘蔵のボタンの使い道が決まりました。母の生地にはまた違うボタンを合わせることになると思いますが、それを選ぶのがまた楽しみです。
 その雑貨屋さんは今は移転して遠くなってしまったのですが、そういえば、型紙を作ってくれた方と出会ったのがその雑貨屋さんでした。手作りのかわいい服が置いてあり、それを見ながら、身長が高くて体の割に手が長い私だとかわいいと思っても体に合わないという話をしていたら、ちょうどその時にお店番をしていたのがその服を作っている方だったのです。その場でさっとサイズを測って作ってもらうことになったのでした。同じ雑貨屋さんで出会った人とボタンの縁で服が一つできたようで不思議な感じもします。
 その時に作ってもらったのは、こげ茶色のリネンのコートでした。形もシンプルながら可愛くて、何より着やすく、ついそればかりヘビーローテーションで着ていました。何年も着て、肩の辺りは日に焼けて、袖には穴も開いてしまいました。私が着ているコートを見て、母がずっと気になっていたらしく、自分の織った布でその人に作ってほしいということになったのです。
 最終、型紙を作っていただいて私が作ることになったのですが、型紙からわからないところや迷うところは、以前に作ってもらったコートを大いに参考にして作ったのでした。
 やはり作ってみてわかる反省点もあり、最初から母の織った生地を使わなくてよかったです。次は本番。あの生地にハサミを入れるのは緊張します。でも、採用になるかはわかりませんが、作品展の案内ハガキの写真用に間に合うように作りたいです。

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草木染めの魔法つかい SM

草木染めの魔法つかい SM

染織工房&手織物アイテム専門店「草木の色と水の彩」店主

母親が染織家で幼いころより草木染めや手織りが生活の中にあった。草木染めの魔法つかいのニックネームで、ハンサムなスタイルと、手織り、草木染めや糸紡ぎなど、染織まわりのいろいろなことについて発信中。染織&縫製・デザイン・販売その他担当。

猫好き。

草木の色と水の彩(くさきのいろとみずのいろ)は、草木染などで自然の色を扱う人=「草木の色」と、水彩で絵を描く人=「水の彩(いろ)」が一緒に作るお店という意味を込めた屋号です。

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