草木の色

色がきれいだったので、標本箱のように並べてみました。

ウールの糸を草木染で。植物からもらった色です。

マフラーなどを作って、余った毛糸の色がとてもきれいだったので、標本箱に並べてみました。
草木染めは、使う植物によって違う色が出るわけですが、媒染剤によっても色が変化します。
そして、同じ植物を使っても、収穫した季節によって、また、採れた場所によっても違う色が出るのです。
この色が好き!と思っても、同じ色が手に入るとは限らないのが草木染の難しいところであり、また面白いところだと感じます。
例えば「信州のりんご」色。オレンジ色に近い茶色というのか、思えば、リンゴジュースの色を彷彿とさせるような色です。ちょうどリンゴ農家の方が木の剪定をしているところで不要になった枝などをいただくことができ、その幹や枝をチップ状に細かくして煮出した染液で染めたものです。
その後、他のところで手に入れたリンゴの枝で染めたものでは同じような色には染まりませんでした。
「信州のくるみ」色も、それはやっぱり信州で採取したくるみの色だったのでしょう。他のところで手に入れた胡桃では同じ色にならないと母は言います。胡桃の実がまだ青い時に採取しその外側の果肉のところを使って染めると深い茶色になるのです。
自然の色をいただいて染めるものですし、色を出す材料の中にはたくさんは手に入らないものもあるので、色との出会いはまさに一期一会です。思った色でなかったとしても、それはまたそれで魅力的な色だったりするのです。

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