製作モードで

2017年10月6日

つなぎ糸の布。緊張の裁断。

裏と表を間違えた!!

ひたすら切って端をホツレ止め処理。

 ご無沙汰しております。
ここのところ、日々が製作モードで、お知らせが滞っておりました。
つなぎ糸の布、ついに裁断しました。一枚しかない布で、コートを作るのにギリギリの量しかありません。慎重に型紙を置いて、間違いのないように、無駄のないように。なんとか裁断して縫い合わせ。前に作った試作品の布とは少し勝手が違うところがあり、同じように縫ってもうまくいかないところがあり、さらに表にしようと思っていた面を前身頃だけ裏にして縫ってしまうという間違いもあり。もちろんやり直しましたが、だいぶ戻らないといけなかったので、ちょっと気持ちが折れました。裏も表も無いようなものなのですが、糸のつなぎ目をどちらかというと裏側に持っていくようにしているので、2枚目の写真のように、左側が表面、右側が裏面という具合に、布の表情や、つなぎ目や、糸の出方が違うのです。
思っていたよりも時間がかかったコートはやっと一段落、あと、縫い方で迷っているところを仕上げて、ボタンを付けたら出来上がりです。このあたりは作品展の直前になりますが、母が来てから相談して決めたいと思います。
そして、今回はマフラーやショールだけでなく裂き織のものを出品する予定です。母が、バッグやブックカバーやコースターの大きさに織ったものをひたすら裁断して、端にロックミシンとホツレ止め液でホツレ止めをしていきます。それをさらにバッグに仕上げていきます。
なかなか出来上がりが見えないのですが、しばらくはひたすら作ります。できたらまた見ていただきたいと思っています。

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草木染めの魔法つかい®

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染・織・描【草木の色と水の彩】中の人

ネットショップ【ハンサムなマフラーの店】店主

母親が染織家で幼いころより草木染めや手織りが生活の中にありました。今は母に習いながら、自分も草木染めや手織り、糸紡ぎなどにはまる日々です。

母に巻き込まれながら蓄積してきた、染織まわりのいろいろなことについて発信中。ちょっととっつきにくいイメージの草木染めや手織りを、身近に感じてもらって、楽しんでいただきたいと思っています。

染織&縫製・デザイン・イラスト・販売その他担当。

猫好き。

草木の色と水の彩(くさきのいろとみずのいろ)は、草木染などで自然の色を扱う人=「草木の色」と、水彩で絵を描く人=「水の彩(いろ)」が一緒に作るお店という意味を込めた屋号です。

糸紡ぎの実演などの場で、物語みたいとか魔法みたいと言われることと、染織の様子を改めて見ると確かに魔法使いみたいと思ったことから、【草木染の魔法使い®】を肩書に。物語のように楽しんでいただけたら嬉しいです。

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