2016年3月29日

藍と梅のベージュの組合わせが好き

房はくりくり処理なしで

10年くらい使っています。良い感じになじんできました。

こちらは細めのマフラーです。
私が10年くらい使っているものです。
たて糸が太さに変化のある木綿糸。よこ糸は細い絹糸です。
ブルーは本藍、ベージュは梅の草木染。
幅約22㎝×長さ約160㎝
母が自分や家族のために作ったものですが、それを見た親戚にも結構好評で、その後も何本か格子の柄を変えて作っていました。
マフラーというと寒い季節のものという印象ですが、春はまだ風の冷たい時もあるし、夏は冷房が効いているところが結構あります。また、直接首の後ろに日光が当たらないと厚さがしのげたり日焼けを防ぐ効果もあるので、この季節にも出かける時にはマフラーやショールがあると便利なのです。
また、Tシャツなどラフな服装で出かける時にも、これを一枚首に巻いておくとそれなりに気を使った格好に見えるということでも重宝しています。
10年くらい使っていて、糸に痛みや生地の穴あきは今のところありません。よこ糸が細いので、使っているうちに横方向の張りが無くなって柔らかくなり、少しクシュクシュっとした表情が出て来ています。色も少し落ちてきているのか、馴染んできているのか、当初よりやわらかい色合いになってきています。
母が言うには、以前お願いしていた藍染め屋さんが廃業してしまい、藍染めをお願いできるところが(身近に)無くなってしまったそうです。私が子どものころ、母は自宅で藍を育てていたこともあったのですが、なかなか大変で、成功率が低かったようです。
藍染をお願いできるところを新たに探してみようとも思っているのですが、今のところ、本藍で染めた糸を使っているというだけで、ちょっと貴重なもののような気がするのです。

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