梅の枝をいただいて。

2017年8月8日

梅の枝をいただきました。

ナタで削って、チップにします。

梅は特徴的なグレーに染まります。

 母の知り合いの方から梅の枝をいただきました。これをナタで削ってチップ状にし、染色に使うのです。真夏の照りつける日差しの中、熱中症にならないように注意しながらの作業です。一応母を気づかって私がやるつもりでいたのですが、どうも母から見ると下手っぴで見ていられなかったらしく、結局役にたてませんでした。私が思っていたよりも、けっこう大きく削っても良いみたいです。
 これを煮出して染色液にするのですが、媒染剤によってベージュ系の色からグレー系の色までいろいろな色に染めることができます。またそのうちに媒染剤と色については紹介したいと思います。
 同じ種類の植物でも、採れた季節や場所によっても違う色になったりします。すごく好きな色があっても、次回同じように染めることができるとは限らないのが悩ましくも面白いところです。
 この梅はどんな色が出るのでしょうか。楽しみです。

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草木染めの魔法つかい®

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染・織・描【草木の色と水の彩】中の人

ネットショップ【ハンサムなマフラーの店】店主

母親が染織家で幼いころより草木染めや手織りが生活の中にありました。今は母に習いながら、自分も草木染めや手織り、糸紡ぎなどにはまる日々です。

母に巻き込まれながら蓄積してきた、染織まわりのいろいろなことについて発信中。ちょっととっつきにくいイメージの草木染めや手織りを、身近に感じてもらって、楽しんでいただきたいと思っています。

染織&縫製・デザイン・イラスト・販売その他担当。

猫好き。

草木の色と水の彩(くさきのいろとみずのいろ)は、草木染などで自然の色を扱う人=「草木の色」と、水彩で絵を描く人=「水の彩(いろ)」が一緒に作るお店という意味を込めた屋号です。

糸紡ぎの実演などの場で、物語みたいとか魔法みたいと言われることと、染織の様子を改めて見ると確かに魔法使いみたいと思ったことから、【草木染の魔法使い®】を肩書に。物語のように楽しんでいただけたら嬉しいです。

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