毎年6月8日は宇治・県神社の大幣神事

2017年6月9日

宇治橋通り商店街を、県神社から出発した神事のご一行が通ってゆきます。ピンボケではなくて、人の顔が映ってしまうので雰囲気だけお伝えしたくて周りをぼかしました。

参道を県神社から宇治橋に向かって、「大幣」を引いて走り抜けます。

白い独特の装束を身に着けた女性が馬で通りを駆け抜けます。

毎年、6月8日は宇治の県神社の大幣神事が行われています。
とは言っても、宇治に住んでだいぶ経つのですが、実際に目にするのは初めてでした。
その2日ほど前のあがた祭りは、宇治周辺の小中高生が集結するくらいの勢いで人が集まる、宇治では一番くらい大規模なお祭りなのですが、こちらの神事は、それと比べると、なんとなくひっそりと行われています。
出かけてたまたま通りかかったので、せっかくだからと予定を変更してお祭り見学をしました。
松の木と和紙で作った「大幣」を持って県神社と御旅所と宇治川の西詰の3か所を回り、その都度儀式を執り行って土地の厄を大幣に移し、最後にその厄を吸い取った大幣を宇治川に放り込んで清める神事ということでした。(聞きかじりなので、違っていたらすみません)
クライマックスは、県神社の参道を男衆が大幣を引いて宇治橋まで駆けて行き、その後、独特の白装束を身につけた女性が馬に乗って参道を駆け抜け、最後に大幣を宇治橋から宇治川に投げ入れます。投げ入れる場面は見られませんでしたが、迫力があって、見ごたえのあるお祭りでした。
お祭りの説明が大雑把で申し訳ないのですが、その場にいると、わからないなりにワクワクして感動しました。装束であったり、馬が走るということも、神事で使われるいろいろな道具もきっといわれがあるものなのだと思います。
聞いたところによると、祇園祭よりも古く、祇園祭の原型とも言われているらしいです。また、調べてみて、もう少し詳しく説明できたらいいな、と思います。今日のところは、こんなお祭り見た!!と言いたかったので、少しでも感動が新鮮なうちに書いておこうと思います。

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草木染めの魔法つかい®

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染・織・描【草木の色と水の彩】中の人

ネットショップ【ハンサムなマフラーの店】店主

母親が染織家で幼いころより草木染めや手織りが生活の中にありました。今は母に習いながら、自分も草木染めや手織り、糸紡ぎなどにはまる日々です。

母に巻き込まれながら蓄積してきた、染織まわりのいろいろなことについて発信中。ちょっととっつきにくいイメージの草木染めや手織りを、身近に感じてもらって、楽しんでいただきたいと思っています。

染織&縫製・デザイン・イラスト・販売その他担当。

猫好き。

草木の色と水の彩(くさきのいろとみずのいろ)は、草木染などで自然の色を扱う人=「草木の色」と、水彩で絵を描く人=「水の彩(いろ)」が一緒に作るお店という意味を込めた屋号です。

糸紡ぎの実演などの場で、物語みたいとか魔法みたいと言われることと、染織の様子を改めて見ると確かに魔法使いみたいと思ったことから、【草木染の魔法使い®】を肩書に。物語のように楽しんでいただけたら嬉しいです。

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