ひたすら端っこ始末の日々。

2018年4月5日

裂き織り布はほつれやすいので、端っこにホツレ止めをします。右のものは切っただけのもの。

映画のロケ地にもなった出会い橋周辺。

近くの神社の境内。

 コースターサイズの裂き織りがたくさんあるので、少しずつ端の始末をしています。帯のように長く織り上がってくるのですが、縫い代になるところは細めの糸で織っていて、裂き織部分よりはほつれにくくなっています。つながっている縫い代部分を中央で切り、ホツレ止め液を付けて、さらにロックミシンをかけておきます。大体は見えなくなってしまうのですが、より丈夫になるし、安心して使えるようになります。そして、ここまで加工しておくと、コースターだけでなく、カードケースにも、カバンのポケットにもと、いろいろなものに利用できるようになります。
 ここのところ、天気の良い日が続き、うちの近くでも桜がいつもより早く見ごろを迎えて、もうそろそろ終わりになるかな、といったところです。花が咲いてるなあ、と思うと何となく落ち着かなくて、縫物の気分転換といっては桜の咲いているところを見て歩いていました。毎年おなじみの桜スポットに加えて、今年は新たな場所も発見。一つは伏見の出会い橋周辺。ここは映画のロケ地にもなっていたので結構有名で、平日にもかかわらず結構人が歩いていました。もう一つは近くの神社の境内の奥の方。よく通る場所なのに桜が咲いているのは今まで意識していませんでした。ここは静かだし、桜を見に来ている人もいるけれど、ゆっくりお花見ができました。
 桜が散ってしまうと、一抹の寂しさとともに、春からがんばろう!という気持ちにもなりますね。毎年のことですが。大人になっても、新学期のように新しい気持ちで・・・というのが、染みついているみたいです。

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草木染めの魔法つかい®

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染・織・描【草木の色と水の彩】中の人

ネットショップ【ハンサムなマフラーの店】店主

母親が染織家で幼いころより草木染めや手織りが生活の中にありました。今は母に習いながら、自分も草木染めや手織り、糸紡ぎなどにはまる日々です。

母に巻き込まれながら蓄積してきた、染織まわりのいろいろなことについて発信中。ちょっととっつきにくいイメージの草木染めや手織りを、身近に感じてもらって、楽しんでいただきたいと思っています。

染織&縫製・デザイン・イラスト・販売その他担当。

猫好き。

草木の色と水の彩(くさきのいろとみずのいろ)は、草木染などで自然の色を扱う人=「草木の色」と、水彩で絵を描く人=「水の彩(いろ)」が一緒に作るお店という意味を込めた屋号です。

糸紡ぎの実演などの場で、物語みたいとか魔法みたいと言われることと、染織の様子を改めて見ると確かに魔法使いみたいと思ったことから、【草木染の魔法使い®】を肩書に。物語のように楽しんでいただけたら嬉しいです。

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