手織りの布と共にある暮らし①
子どもの頃から、我が家には織機がありました。母は、家族のものや家で使うものをいろいろと織っていました。 マフラーや、父の背広、着物や服地。 コースターから、ランチョンマット、ラグマット、こたつ掛けなど大小の敷物。 その他、のれん、座布団カバー、ブックカバー、バッグなど。 販売しているもの以外はあまり見ていただく機会はありませんが、コースターやマフラーの延長上にある手織布のある暮らしを少しずつ折に触れて紹介していきたいと思っています。
自分らしく暮らしを楽しみたいあなたへ。染織を通して豊かな時間をお届けします。
子どもの頃から、我が家には織機がありました。母は、家族のものや家で使うものをいろいろと織っていました。 マフラーや、父の背広、着物や服地。 コースターから、ランチョンマット、ラグマット、こたつ掛けなど大小の敷物。 その他、のれん、座布団カバー、ブックカバー、バッグなど。 販売しているもの以外はあまり見ていただく機会はありませんが、コースターやマフラーの延長上にある手織布のある暮らしを少しずつ折に触れて紹介していきたいと思っています。
季節は春へと向かっています。装いにも春らしさを取り入れたい今日この頃です。梅を使って草木染めしたシルクのストールは、ふんわりと軽やかで色合いも今の季節にぴったり。 さりげない季節の表現が、男性にも、花柄が気分ではない女性にも取り入れやすいワンポイントです。
春先のまだ肌寒い時期、ウールのミニマフラーが活躍します。軽やかに巻いて春のファッションに。
裂き織り布のテーブルセンターは、適度な厚みがある、雰囲気のある布なので、シンプルなインテリアの中でも存在感を発揮します。和風の家だけでなく、洋風の家にも合わせやすく、ハンサムなスタイルのインテリアコーディネイトを楽しむのに、とても便利な一枚です。
最近、男性の和服姿を以前よりも目にするようになった気がします。それも、若い方が素敵に着ていらっしゃる姿が印象的です。伝統的な着方で、正統派の粋な着姿の方もいらっしゃれば、着崩したり、パーカーや靴などの洋装と合わせたり、自由で個性的な着こなしを楽しむ方もいらっしゃるようで、それぞれ素敵でかっこいいなあと思って見ています。和風のハンサムなスタイルですね。
裂き織りのこたつ掛け。昔はよく使われていたそうです。裂き織りは、ボロになった着物やデッドストックの布を再生させる昔の知恵でした。今は、懐かしさもありますが、インテリアをワンランクアップさせる素敵ないっぴんに。ソファーにかけても追い感じです。
手織りのマフラーは、最初のデザインと織り始めるまでの準備はきちんとした計算と準備が必要ですが、織り始めたらその時の感覚も大切です。そうやって作ったマフラーは一期一会の柄で、アートな感覚にあふれています。
気が付くと、20年年以上使っているマフラーがあります。使いやすくて丈夫で、たしかに、自分にとって良いものを長く使うというのは、まさにこのことだと思いました。
草木染めの説明です。
日々の生活に欠かすことができない布。その中でも木綿の布は丈夫で使い心地がよく、衣類だけでなく布団などまで様々なものに使われています。しかし、そのほとんどが海…