5月10日は語呂合わせでコットンの日。
日本紡績協会が、夏物の素材であるコットンの販売が5月に最盛期を迎えることから制定したものということです。
ちょうど棉の種まきにも適した季節。この日の前後に種まきをすると、一週間から10日くらいで芽が出てきます。梅雨が始まる前に少し大きくなって、梅雨の間に根を伸ばし、梅雨が明けると今度は地上の部分がどんどん伸びます。和棉の種の蒔き方を説明する時、霜の心配がなくなるゴールデンウィーク明けから、梅雨が始まるまでに蒔いてくださいとお話ししています。
地域によって気候が違うので、お住まいの地域の気候に合わせて調整してくださいね。
気温が低すぎると発芽しないので、霜の心配がなくなったら、とか日中の気温が20℃を超えたらというのが目安になります。
植え替えを嫌うので難しいのですが、ポットに蒔いて温室や室内においておいて、ある程度育ってから植え付ける方も。
夏には黄色い花が、秋にホワホワのコットンボールが楽しめます。そのあと綿として、また糸にして布に織ったりして利用する楽しみもありますが、まず植物として育ててみるのが最初の楽しみです。
草木の色と水の彩では、年2回開催される京都梅小路公園グリーンフェアに出店し、糸紡ぎ体験と共に和棉の種を配布しております。
和棉の種を手にされた方、今蒔き時です。
プランターでも育てられますので、ぜひお試しください♪